ワシントン封印工作

15 06 2010

日米開戦前。ワシントンD.Cにて戦争を回避しようと奔走する日本大使館のメンバー。その努力が報われず、結局戦争へ突入してしまう訳ですが、他のメンバーが帰国する中、約20年間姿を消していた事実があったそうです。そんな冒頭説明を読んで、この手の話が好きな自分は、自ずと物語の中へ引き込まれていきました。開戦前の日米交渉を舞台にした小説を読んだ事がなかったので、非常に興味もありましたし。ハルノートで有名なコーデル・ハルなど史実の人物と架空の人物が上手い具合に絡み合っており、とても面白かったです。ただ、「女スパイ」というのはいいと思うのですが、主体となるのが「三角関係」というのが少しいただけなかった気がします。何か短絡的というか、薄っぺらく感じてしまうというか、この手の話に「恋愛」は微妙かなと。それなら、二重スパイを主体にして、「ヤツはどちらの味方なのか」という感じの方が、より緊迫感があって面白かったのではないでしょうか。まあ、この時代のアメリカにいた日本人達の奮闘ぶりを知る事ができましたし、全体的には良かったと思います。この本は開戦前の日米を描いた物語ですが、第二次世界大戦末期の日米(瀕死の日本を救うべく話)を描いた第二次大戦秘話3部作の完結編「ストックホルムの密使」も読んでみたいです。

この時期の小説を読んでみたかったのです。

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