ゼロの焦点

3 06 2010

以前読んだ「点と線」と同様、映画化もされた松本清張の代表作ですね。禎子は、憲一と見合い結婚をしたのですが、金沢に出張へ行ったまま行方が知れなくなってしまいます。そして、禎子は憲一の会社の同僚である本多に協力してもらいながら、夫の行方を追っていきますが、その過程で夫の隠された生活が明らかになっていくのです。事件の背景には戦後間もない時期に米兵相手の売春女性(パンパン)の存在があり、彼女らがその過去を隠蔽しようと姿もあり、かなり古い推理小説だなあと感じました。また、能登半島の崖がこの小説のメイン舞台(?)になる訳ですが、小説全体を通して非常に暗い印象を受けました。何か独特の哀愁が漂っていました。TVや映画で何度も放映されている名作ですが、自分的にはこの暗さと古臭さはあまり肌に合わないなあ。

この哀愁感が松本清張なのでしょうか。

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