余命

21 04 2010

「いのちの尊さ」について改めて考えさせられた映画です。ネタバレ注意!

松雪泰子演じるヒロインの滴は、結婚10年目にして懐妊。しかし、以前の乳がんが再発してしまい、もはや根治は不可能な状態になってしまいます。「子供を産んで自分の余命を短くするか」または「治療に専念して余命を少しでも長くする代わりに子供を諦めるか」の選択を迫られた滴の答え—。自分の意志を貫くため、誰にも相談せず、一人苦しむ姿は見ていてとても辛くなりました。せめて夫の良介演じる椎名桔平には全てを打ち明け、自分の意志を貫く旨を伝えればいいのにと、もどかしい気持ちを覚えたくらいでした。そんな夫を遠ざけるように、出産の時期に重なる仕事(離島でキャンプをしながら撮影すること3ヶ月)へと追い出しながら、夫からの連絡が一回も入らない事に腹を立てたシーンがありました。滴の気持ちも分からなくないですが、状況が分かっているならいざ知らず、病気のことは何も知らない上に嫌われたかのような態度をとられて一方的に怒られるのは、何か身勝手な感じがしました。その後の良介の優しさ、「全然反論しないの?」という疑問もありましたが、それ以上に滴に対する深い愛情を感じました。それだけに、海辺で滴が良介に対してお願いしたシーンは、かなり切なく胸が締め付けられました。「どんなに忙しくても瞬太の誕生日には一緒にいて、私の分まで祝ってあげて」「入学式や卒業式、運動会にも行って」「いつか彼女を紹介しにきても、瞬太が選んだ子なら間違いない」など、子供の成長を見る事のできない悲しみを超えた、子供に対する「一途な愛」が伝わってきました。そして極めつけはエンドロール。普段映画を観る時は、エンドロールまで観ないのですが、産まれた赤ん坊(首もしっかり座っていたし、生後4ヶ月くらいでしょうか。)を優しく微笑みながら抱いている松雪泰子。その「母の愛」に最後まで見入ってしまいました。

この映画を観て、母子共に健康でいられる自分たちは幸せだな〜としみじみ思いました。普段当たり前のように生活していますが、今という時間を大切にして過ごさなくてはですね。

小さい子を持つ親必見!の映画だと思いました。

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