NBA2009-2010シーズン vol.17

29 01 2010

13週目(1/18〜1/24)

S.マーブリーが中国のプロリーグへ

NBAでオールスターにも出場したことがあるS.マーブリーが、中国プロリーグの山西(Shanxi)と契約したことが分かりました。マーブリーはチームの公式ホームページ内で「海外に住んでバスケをするのは挑戦だが、滅多にないチャンス」といったコメントしている模様。かつてマーブリーといえば、「チームがセルフィッシュで試合を壊してしまい、勝てないチームにしてしまう」という嫌なレッテルを貼られていました。が、昨季所属していたセルティックスでは自分より仲間を生かす方を重視しており、プレイスタイルが変わった感じがしました。彼はまだ32歳。中国でのプレイを生かし、再びNBAのコートに戻って来るのでしょうか。

シャックが通算得点で歴代5位に

現地19日に行われたキャバリアーズVSラプターズ戦で16得点を挙げたS.オニール。これにより通算28,000店を記録し、ジャバー、マローン、ジョーダン、チェンバレンに続く歴代5人目の快挙を達成しました。これに対するシャックは、「これまで5,000本以上のフリースローを外してきた。この半分を決めていれば、今頃もう30,000点に達していたはず」というコメントを残しています。確かにシャックのフリースローの確率の悪さは有名で、一時「ハック ア シャック(シャックにファールしろ)」という言葉も生まれたほどでした。全盛期は過ぎてしまったとは言え、未だゴール下での存在感は健在のシャック。30,000得点まであと2,000点。ぜひ、達成して欲しいです。

オールスターの先発メンバーが決定

来る現地2月14日に行われるオールスターゲーム。その先発メンバーがファン投票により決定しました。全体1位はキャバリアーズのジェームス、2位はレイカーズのブライアントと、東西スーパースターが最上位で選ばれました。ポジション別には、
<イースタン>
ガード:アイバーソン、ウエイド
フォワード:ジェームス、ガーネット
センター:ハワード
<ウエスタン>
ガード:ナッシュ、ブライアント
フォワード:アンソニー、ダンカン
センター:スタウダマイヤー
控え選手は東西カンファレンスのHCによって選出される予定。個人的にはやはりシャック、ノビツキー、キッド、カーター、あたりの常連メンバーはもちろん、ビビーやデュラント、G.ウォレスといった、今季のチームの躍進を支えている選手を入れて欲しいです。まあ、誰が選ばれるにしろ、スーパースターが集うオールスターゲーム、今から楽しみです。そしてダンクコンテストが楽しみです。いよいよレブロン出場でしょうか。あの跳躍力ならフリースローラインからのダンクも可能ではないでしょうか。うーん、早く観たいですね〜。

コービー、通算25,000得点を飾るも、キャバリアーズに再び敗退

現地21日に行われた東西カンファレンス首位同士のカード第2ラウンドは、クリスマスに行われた第1ラウンドと同様に、キャバリアーズが93対87で勝利。出だしはレイカーズが9-0のランに成功しましたが、レブロンを起点とするキャバリアーズの攻撃により徐々に接戦に。中でもJJ.ヒクソンの活躍が凄かったです。素早い身のこなしで次々とダンクを決め、リバウンドもかなり取っていました。もちろん両エースの活躍も凄かったです。この試合でレイカーズのブライアントは通算25,000得点を達成。偉業を勝利で飾る事は出来ませんでしたが、まだまだウエスタン1位を独走するレイカーズ。今シーズンもファイナルに進む事が出来るのでしょうか。そして、好調を維持し、徐々に2位のセルティックスとの差を広げているキャバリアーズ。昨シーズンはマジックに敗れてしまいましたが、今シーズンはファイナルまで勝ち進み、キャバリアーズVSレイカーズのカードが見たいです。

キャバリアーズとサンズに痛手

ここまでキャバリアーズを首位まで押し上げた立役者の1人であるモー・ウィリアムスが左肩を捻挫し、4〜6週間は欠場してしまうことが判明。レブロンに次ぐチームのスコアラーなだけに、これはかなり痛い。さらにウィリアムスと共にチームの躍進を支えていたD.ウエストも薬指を骨折。まだどのくらい欠場するかは分かりませんが、故障車続出のキャバリアーズに黄色信号が灯り始めました。一方、サンズも6thマンとして活躍しているバルボサが手首を骨折。1ヶ月ほど離脱してしまうそうで、彼の不在がチームに及ぼす影響は少なくないでしょう。現在チームの調子は思わしくなく、序盤はレイカーズを抜いて1位だったこともありましたが、徐々に後退し、今やプレイオフ進出のボーダーラインまで来てしまってます。さらにウエスタンは9位以降も3チームが8位から0.5ゲーム差で拮抗しており、余談を許さない状況。サンズはかなり厳しい状況に追い込まれてしまいました。

13週目の各チームの詳細





ベルリン飛行指令

28 01 2010

ゼロ戦はベルリンまで飛んだのか?

戦時中に日本からベルリンに向けて無着陸飛行を計画・実行を試みるも、途中で行方不明になってしまった話は有名ですが、太平洋戦争前にゼロ戦がベルリンに向かったという話は聞いたこともありませんでした。それでこの本を手に取った時、フィクションだろうけど「エトロフ発緊急電」も面白かったし、これもきっとそんな感じで面白いだろうと思って借りました。しかし、冒頭を読んで「これは真実なのか?」という気持ちが芽生えてきました。そこには何と、著者が実際に恩師から「ゼロ戦がベルリンに向けて飛んだことが本当だったか調査している」という話を聞き、その調査を受け継ぎ、この本にまとめたということが書かれていたのでした。記録は全くの皆無の状態から新聞などで情報提供を訴え、そこで得た情報の信頼性を吟味した結果、この物語が出来た感じでなのです。

時代は第二次世界大戦中、ドイツがイギリスの大空襲を実施していた頃です。ドイツ空軍は占領下のフランスからドーバー海峡を越えた先にあるイギリスを空撃しますが、大失敗してしまいます。その大きな理由は飛行距離。メッサーシュミットをはじめとするドイツ空軍が所有している航空機は、イギリス本土に渡っても20分くらいの攻撃しかできないほどの燃料しか搭載できないため、退却中などに次々と撃墜されて作戦は失敗、はてはイギリス攻撃を断念してしまいます。そしてヒトラーの矛先はソ連に向いていくわけですが、その前(作戦断念前)に何とか航空機開発をしようとします。そんな矢先、中国で日本の新型戦闘機が大戦果を挙げたとの情報が入ります。その戦闘機は1回の給油で何と2,500キロ以上飛行できるとか。そう、その戦闘機こそ「タイプ・ゼロ」、ゼロ戦だったのです。ゼロ戦ほどの飛行距離があればイギリス全土の空襲が可能になります。そこでドイツはゼロ戦を輸入し、その性能を解剖した後、ライセンス生産をすべく日本に交渉を持ちかけます。折しも三国同盟を締結したばかり。日本と米英はまだ交戦していませんが、ドイツと結んだ日本は米英にとって、もはや敵同然。よって一目につきやすい陸路と海路は時間がかかる上、危険極まりありません。そこで残された手段は空路。まさにゼロ戦に乗ってベルリンへそれを届けるしかありません。日本はドイツが不可侵条約をソ連と結んでいるため、ソ連空路を提案しますが、ドイツは「それは絶対ダメ!」と突っぱねます。もはやドイツにとってソ連は敵と見ていたからその様子を絶対知られたくなかったのでしょう。すると残ったルートはアジア横断ルートしかありません。その途中には英国植民地であるインドやイラクでの給油も必須。それも相手に知られぬよう極秘にしなければなりません。そんな厳しい状況の下、2人の飛行士をはじめ、インドの諜報員や政府筋の人間などが、この計画を成功させようと暗躍していく、壮大なドラマなのです。

実際に登場した人物達なので現実味を帯びていましたし、人物像も細かく描写されていたので、リアリティがあって物語に惹き込まれていきました。特にイラクでのやりとりが強く印象に残りました。飛行士と整備士とのやりとり、そしてゼロ戦によるイラク英軍基地攻撃。この攻撃は本当にあったかどうか分かりませんが、これも著者が実際にこの基地にいた人から聞いた話だったそうです。この飛行記録についてはどこにも載っていないそうなので、事実かどうかは断言できませんが、とても面白い本でした。ネットとかでちょっと調べてみようかな。

最後の方で、ゼロ戦の弱点も露呈されてしまいます。





龍馬伝

27 01 2010

今年の大河ドラマ「龍馬伝」。明治維新は、この人無くして語る事ができません。薩長同盟や海援隊設立をはじめ、様々な場面に関わっており、昨年の「天地人」から引き続き、全話観ようと思っております。しかし、福山雅治の演技はどうでしょうか?自分的には今ひとつ「?」なのですよね。棒読み的な感じとか、感情移入できないというか、何か物足りない感じがしてしまいます。対照的に、岩崎弥太郎演じる香川照之は凄い。彼の台詞や行動、彼の全身からその「思い」が伝わってきます。彼は「坂の上の雲」にも正岡子規役としても素晴らしい演技をしていますし、本当に凄い役者だなあと思います。あまりにも演技の上手さが違って見えてしまいますが、終盤になっていくに連れ、味のある「龍馬」になっていくのでしょうか。まだまだ始まったばかりで少し退屈な感じですが、黒船登場以降はどんどん面白くなっていくと思うので、それを楽しみにしていこうと思います。





ミニメリーゴーランド

26 01 2010

ショッピングモールに行った際、長女がゲームコーナーに行きたいと言うので、「1回だけ」という約束を取りつけ、2人で訪れました。長女の目的は、以前にアンパンマンの乗り物で遊んだ後に乗りたがった、すぐ傍にあったアンパンマンのメリーゴーランドです。あの時は、大泣きされて大変でした。「1回」という約束を守らせるため、周りには迷惑をかけてしまったかと思いますが、そこはいくら大声で泣かれても譲りませんでした。その時乗れなかったことを覚えていたのでしょうか、今回は「これに乗る!」と断言。「1回200円は高いな〜」と思いながら、コインを投入。アンパンマンとバイキンマンの2体おり、長女はバイキンマンをチョイス。自分もアンパンマンに乗ろうかと思ったのですが、さすがに大人は乗れないようでした。さて、動き始めたわけですが、のろすぎる!いくら子供用のミニサイズとはいえ、これはひど過ぎのような気がします。案の定、長女の表情も暗かったです。全然楽しそうじゃありませんでした。最後にもらえたカードは気に入っていたようでしたが、「200円返せー。」という思いでした。4歳近くなる長女には幼すぎる乗り物でしたね。1〜2歳用なのかな。さすがに可哀想になってもう1回遊ばせてあげようとも思いましたが、特に長女も言わなかった(前のことがあったのかもしれませんが)し、ゲームコーナーを後にしました。その代わり、子供用のプレイスペースに連れて行ったら楽しそうに遊んでたので良かったです。

アンパンマンにも誰か乗せられれば200円でも仕方ない・・・かな。次女がまだ乗れないのが残念。





シャボン玉

25 01 2010

長女と近所の大きめの公園に行き、シャボン玉をやりました。何かいろいろな種類のものがありましたが、鉄砲型のものが面白かったです。長女も気に入って、発射した後にシャボン玉を追いかけていったりもしてました。暖かかったこともあり、1時間ほどシャボン玉をし、さらにその後1時間ほど、公園の遊具で遊びました。まだ遊び足りなかったようですが、腹も減って来たので、半ば強引に公園を後にしました。途中、サッカーボールで遊びながら帰ったのですが、かなり足が速くなっていたのには驚きました。う〜ん、休日しか遊べないからあまり知らなかっただけで、どんどん成長しているんだなー。

公園にある丘の上からやったので、かなりキレイに舞いました。

長女も上手に次々と打ち上げてました





NBA2009-2010シーズン vol.16

22 01 2010

12週目(1/11〜1/17)

バックスのM.レッドが今季絶望

昨季にじん帯断裂により再建手術を施して、リハビリを経て今季途中から復帰していたバックスのオールスターガードであるレッド。そのレッドが現地10日のレイカーズ戦で再び同箇所を損傷し、今季中の復帰は絶望になってしまいました。レッドは北京オリンピックの金メダル獲得時のメンバーでもあり、実力は本物。本人もそうですが、チームにとってもとても大きな痛手です。同ポジションと思われる大物ルーキーのジェニングスにかかる期待がさらに大きくなることでしょう。

ジョーダンがオーナーであるボブキャッツの調子が◎

現地12日に行われたロケッツ戦で、S.ジャクソンが自己ベストである43得点を叩き出し、ウエストの強豪を撃破。ちなみに、この得点は球団最多得点とのこと。さらに現地16日には同じくウエストの強豪サンズを下し、球団記録のホーム7連勝を樹立。この勝利により、勝敗が5割となり、球団創設6シーズン目にして初のプレイオフ進出も視野に入ってきました。ウエストでも昨シーズンまでドアマットチームだったサンダーが好調ですし、今シーズンは少し勢力図が変わるかもしれませんね。

正に「水入り」のアクシデントが発生

現地12日に行われたクリッパーズ対グリズリーズの一戦で、試合中に会場の消火用スプリンクラーが突然故障し、文字通り「水入り」となるアクシデントが発生。36分後に復旧しましたが、選手や観客が全員避難する異例の事態となりました。こんな珍事もあるんですね。自分が記憶にあるのはシャックがダンクによってリングを粉々にしてしまった事件。この時はシャックの破壊力に圧倒されましたが、壊れた原因はハッキリしていました。今回は何もなしでいきなり壊れた模様で、とても不思議です。選手や観客にとっては迷惑なことでしょうが、こんなことは滅多に起こることではありませんし、ある意味貴重な体験をしたのかもしれませんね。

クリッパーズのドラ1が今季絶望

2009年のドラフト1位でクリッパーズに入団したB.グリフィンは、プレシーズンゲームで左しつがい骨を疲労骨折してしまい、ここまでリハビリを行っていましたが、その最中に痛みが再発。検査の結果、手術が必要ということになり、今季の出場は絶望となってしまいました。チームとしては期待の大型新人だっただけに、とても痛手だと思いますが、完治させて来季のレギュラーシーズンは健康体で戻ってきて欲しいですね。

レイカーズが史上初の3,000勝を達成

現地13日、レイカーズはマーベリックス戦にて勝利し、史上初のチーム3,000勝を達成しました。この試合は激戦でしたが、最後に決勝点を決めたのはやっぱりコービー。NBAの古豪といえばセルティックスがまず浮かびますが、そのセルティックスよりも勝ち数が多かったのですね。凄い!の一言です。

12週目の各チームの詳細





奪取

21 01 2010

前々から読みたかった真保裕一の著書です。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した名作。完璧な偽札作りをしていくこの物語は、自動販売機などに外国硬貨を使用して金を騙しとっていた主人公が、ヤクザにハメられてしまった親友の元へ連れて行かれるところから始まります。そこで一千万円以上にふくれあがってしまった借金返済の保証人になっていたことが明らかに。そこから銀行のATMを利用して金を騙し取る大作戦を慣行することになるのです。細かく書くとネタバレになってしまいますので、内容は割愛しますが、その後の展開が非常に面白かったです。ヤクザを甘く見ていた主人公達は成功寸前で作戦を見破られ、捕まりそうになってしまいますが、そこに謎の老人が現れ、何とか逃げ延びる事に成功。そこから名前や戸籍を変え、再び偽札作りを始めます。しかし、これも成功寸前でまたしてもヤクザに・・・。そしてじいさんの意思を継ぐべく、再び名前と戸籍を変え、さらに整形も施して、満を持して限りなく本物に近い偽札を完成させる作戦に挑みます。紙質から色味、磁気の乗り具合、そしてすかし具合まで完璧を目指すわけですが、今回はATMではなく銀行マンを相手にするので、手触りを含め、細心の注意を払わなくてはなりません。ヤクザとそのバックにいる銀行マンへの復讐劇で、その意地は凄まじかったです。また偽札作りの描写もかなり細かく描かれており、この本を読んでみて、普段使っているお札は、偽札対策を重要視して作られているんだなあと感心してしまいました。特に紙の原料とすかしの部分を読んだ時は、気が遠くなりそうな感覚を覚えました。まあ逆にそうでなければ、市場に恐ろしいほど偽札が出回ってしまいますよね。最後はハッピーエンドで終わると思いきや、思わぬ大どんでん返しがあり、「あちゃー」という感じでしたが、スッキリした後味がある終わり方でした。この本が刊行されたのは10年以上前(新札になる前)なので、今読むと少しリアルさには欠けてしまうと思いますが、非常に面白い構成でした。今のところ、真保裕一の本を読んで面白くなったものはありません。また図書館で彼の著書を見つけ次第、借りていこうと思います。

上下巻ありますが、あっという間に読んでしまいました。