真保裕一の本が面白い

21 08 2009

地元の図書館に行ってよく本を借りています。歴史関係の本やサスペンス、エッセイなど、いろんな小説を読んでいますが、最近面白いと思う作家の本があります。織田裕二が主人公で映画化された「ホワイトアウト」で有名な真保裕一です。「ホワイトアウト」が面白かったので、他の真保裕一の本を読んだところ、とても面白い!特にハードボイルド系な話がいい。生まれながらの殺人鬼を追う探偵を描く「ボーダーライン」やチェルノブイリ原発事故の放射能汚染を元に汚染食品の真相を暴いていく食品Gメンを描いた「連鎖」(江戸川乱歩賞受賞)、上司を密告したという汚名を着せられた主人公(警官)が警察組織内部に潜む闇に挑む、サスペンス要素が濃い「密告」など、どれも伏線が多く引かれた密度の濃い作品です。本当に最後まで結果が分からず、でも面白く、その内容にのめり込んでいる自分がいます。

一番最近読んだ本は「黄金の島」です。ヤクザの会長に気に入られた主人公は、自分を良く思っていない現組長の手から逃れるため、まだ日本組織の介入が皆無のベトナムへ。そこで出会ったベトナム人の貧しい子供たちとの物語です。彼らの夢は日本に行って大金を稼ぐこと。そんな子供達が日本には帰れない主人公とどう関わっていくか。そして主人公に忍び寄る恐ろしい影。果たして結末は・・・。この本も「えっ!?」という終わり方でしたが、とても満喫できる内容でした。

真保裕一の作品の登場人物は、一人ひとりが細かく描写されているため、とても生き生きしていて、シーンを想像することが容易です。それが本に引き込まれる魔力になっているようです。「奪取」をはじめ、まだ読んだことがない真保作品がたくさんありますので、また借りに行こうと思います。

シクロ乗りをして子供達は夢に向かっています。

シクロ乗りをして子供達は夢に向かっています。

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